Classic Revival Gate -glänzend-

Revival Gate の中の人による、夢がいっぱいフリルいっぱいなメモ帳。話題はアニメや漫画やネットなど。

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2007-12-19 05:56
Myself;Yourself 話。
八代奈々香
性格:自他共に厳しい。が、言葉数は少なく、直接的に非難したりしない。
ほとんど笑わない。ストイックなのに無気力で退廃的。
誰かを攻撃したりはしない。誰にも迷惑をかけない。
ごく狭い世界でのみ生きている感じ。
八代奈々香 - Myself;Yourself

ゲームでいきなり殴ってるぞ。

……いきなり嘘ばっかなような。そもそも、アニメでも再会していきなり叩きにかかっていたような。

なんだかアニメ話さえ最近はあまり書けていませんでしたが、詐欺オープニング枠で絶賛放映中のアニメ『Myself;Yourself』、もちろん視聴中です。可能な限り実況にも参加していますけれど、そこでの実況概況を見る限りにおいては、このアニメのせいで「ハートフルラブストーリー」や「王道ラブコメ」といったキャッチフレーズがネタになってしまいましたね。 "Heartful" ではなく "Hurtful" なのではないかという古典的議論を飛び越えて、今やキャラが生き残りさえすればハートフルになってしまったような気さえします。最近はハートフルボッコアニメとも言うのでしたか。

最新11話でいえば、「告白」なんていう視聴者のミスリードを意識的に狙うサブタイなんかはよく出来ていましたね。どうせいよいよ姉と弟という近親での禁じられた告白が来るんだろはいはいわろすわろす——なんて思いつつふんぞり返って眺めていたらあさみの同性愛嗜好の告白が始まるという展開は、いよいよ OP のライブシーンへの回帰を目指すハートフルで順当なストーリーからの完全な脱落を告げてもいましたし、実にいい引っ掛けだったと思います。あと2話でどう収拾つけるんだこれという状態ですが、ここからどうスパートをかけて奈々香(とバイオリン)の話に決着をつけるのかは純粋に楽しみにしてます。

ところで、このアニメはゲーム化されることが前提の作品にしては主人公の話に対する関与度が異様に低い気がします。出番そのものが少ないわけではありません。最初に主人公が帰郷してきて、菜々香に叩かれて、そして拡散していく物語の中点に据えられるのかと思ったら、結果的に見ると今のところ話の中枢を占めていなかったんじゃないでしょうか。双子姉弟の枢軸にも関係ありませんでしたし、今回の「告白」で佐奈のためにフラグクラッシャーをしていると思えたあさみも全く無関係どころか単にとばっちりだったことがわかってしまったわけです。それならば主人公である佐奈は彼女達の新しい歴史にどんな影響を与えたのかといえば、心情的なものにかかる瑣末な点を全て除外してしまう限り、佐奈はいてもいなくてもなにもかわらなかったのではないかなと。佐奈が帰郷帰ってこなかったら星野は刺されなかったのか、双子が佐奈に代わって離郷せざるをえない状況に追い込まれなかったのかというと、おそらく話を見る限りそうはならなさそう。そして肝心の奈々香は出番が少なく、出てきてもフラグ倒されるだけ。話にどれだけ関係があるのかわからない小学生はモブの割に重厚な話が容易されている、という。キミキスの主人公の方がまだいろいろやっている。このストーリー、視聴者にそれこそ視野しか与えないアニメだからいいですけれども、曲がりなりにもわずかな主導権は与えるゲームで展開されたら、それこそ主人公の選択肢の無力さを見せ付けられるだけで終わってしまいそうな気がします。

ついでに言えば、このアニメはインパクト性への依存度がやけに高い感があって、たとえば感情ぶつけあうシーンを頻繁に登場する割に、そこで露になった互いの葛藤から何かが解決することが過少なんですよね。要求されたものを狭い詰め込みすぎて話の展開の起伏が急な上に拡がりすぎた感は禁じ得ずにいます。そもそも、ここまでプッシュしたあさみは攻略出来るのでしょうか?

明日発売予定の『Myself;YourselfAA金朋地獄を含めてアニメもなかなか面白いということで予約してあります。というかこのゲーム、実はいまから2ヶ月くらい前のまだアニメが1話か2話くらいのころにいつもの店で予約しようとしたことがあるのですけれども、その時点で既に予約分が一杯になっていて断られてしまったくらいでした。おそらくはかなり売れているのでしょう。
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