Classic Revival Gate -glänzend-

Revival Gate の中の人による、夢がいっぱいフリルいっぱいなメモ帳。話題はアニメや漫画やネットなど。

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2007-12-06 03:37
こはるびより DVD#1
ご主人様を幸せにするための生活サポートタイプのメイドロボとして生まれてきた「ゆい」だったが、いざ買われていった先にいたご主人様はフィギュアマニアのクソオタである村瀬貴也。そのご主人様は、自分のことを世話するためのロボットとしてではなく、自分が着せ替えて楽しむための愛玩用としてゆいを購入したのだった。村瀬の寵愛を受ける身とメイドロボとしての使命を負う者としての身の狭間にあって、ゆいは村瀬の役に立つメイドロボになろうと日々奮闘するのだった——

「電撃萌王」でだいぶ前から連載されている『こはるびより』が先日 OVA になりました。11月に行われた AT-X 先行放送で気に入ったので買ってみたわけなのですが、年齢制限をかけられていた AT-X 版にさらに修正が加えられています。

基本的には着せ替え話なのです。

原作と同様に基本的にはラブコメであって、着せ替えをはじめとするオタク趣味を実現させようとする貴也とそれを嫌がるゆいの間で「また着せ替えかよ」というような鑑賞をする展開が基本となっている、要はバカっぽい作品。もっとも、この OVA では原作以上に、ゆいが持っている「(口は悪くても)主人のために働きたい」というメイドロボとしてのアイデンティティと貴也の要求をかなえてあげたいというそれぞれの要素のコンフリクトがきちんと描かれています。わずか1話10分×3本しかない作品ですが、原作を引き立たせて・なおかつコンパクトに楽しめ・その話に筋が通っている、という OVA として求められる要素をきちんと抑えられている点は大変優れていると思います。

「こういうアニメを待っていた」なんて言うと直接に作品自体を持ち上げているかのようで少しばかり大袈裟すぎるかもしれないのですが、最近の深夜アニメに放送コードや自主規制ラインのギリギリを全力でかすめていくような際どい割に窮屈な作品が増えるなか、端っからそんな規制枠なんかに捕らわれることのない場所で、のびのびとおっぱい出したり大人向け赤ん坊コスプレしてみたり触手プレイをしているこのアニメは見ていて実に気持ちがいいですね。いちいち数十秒ごとに画面全体を消し去る修正を加えていく破綻した作品を流すくらいであれば最初から OVA でやってくれればいいのに、といつも幻滅しつつ思っていましたが、やっぱり多くの深夜アニメは放送という枠にとらわれずに OVA で作ったほうが良い物が出来るのだろうになと再確認させられました。

そういえば今年は、まず『苺ましまろ Original Video Animation』があって、10年ぶりのパンチラ特化作品『AIKa R-16: VIRGIN MISSION』があって、やや純粋な OVA とは言いづらいですが『ひだまりスケッチ特別編』、そして今回の『こはるびより』と、近年にしては OVA にかなり触れた年だったと思います。その分だけ出費が増えてしまっている点は限りなく痛いのですけれど、それでも今年はそれ以外の OVA 作品を含めて昨年までよりは数が増えてる気がしますし、逆に金さえ出せば新しくて楽しい良作を買える状況にあるというのは好ましい状況なのではないかと思ってます。
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Comment1: S.A Studio (2007-12-07 05:20)
逆に言えば資産力がすべてともいえる。
とはいえもう痴情派、もとい地上波には期待できそうもないので、次世代メディアを再生可能な環境でも整えることにしようかな。

……あー、実況民として、実況の愉しみをどうしようw
Comment2: Caren (2007-12-22 19:03)
今年の後半はいろいろとアニメ業界関連の話題が世間では盛り上がりましたけれども、まあ結局のところ、資産力(というかアニメにどれだけ金を払う気があるか)に応じて良好な作品が見られるという状態が再構築されなければどうにもならない気がします。

次世代メディアは別に購入意思が無いわけではないものの、未だに私の好きな作品は何も BD や HDDVD で出てくれないのが残念なところです。
さすがにデジタル地上波以下の品質の製品に金を出さなければならない構造には不満ですから、早いところ普及して欲しいですね。
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